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2013年6月29日 (土)

自動車の自動化不具合はPL事故となるか?(安全性)

リコールプラスで知ったトヨタクラウンのリコール。
読売新聞にも報道が載っていた模様。

トヨタ 新型クラウン 予期せぬ急制動の恐れ (リコールプラス)
レクサス IS300h/IS250/IS350 予期せぬ急制動の恐れ(リコールプラス)

自動ブレーキ、誤作動で急制動…隣の車に反応か (読売新聞)
Drawing 読売新聞

新型クラウン プリクラッシュセーフティシステム装着車のリコール(トヨタ)
新型IS300h、IS250、IS350 プリクラッシュセーフティシステム装着車のリコール
(レクサス)

要約すると、本来、自車の前のクルマなどに異常があった場合に自動で
ブレーキが作動する(プリクラッシュセーフティシステム)機能に不具合
があったということ。
ミリ波を利用するものなのだが、隣接するクルマを誤認して、安全装置で
あるプリクラッシュセーフティシステムが作動するという不具合。

単なる安全装置の誤動作なら、普段は問題にならないのですが、本件の
困る点は、本来ブレーキを踏むような場所で無いところに急ブレーキが
作動するので、後続車が対応できずに、衝突する事故に至る点。

PL法的な考え方から言えば、自動車メーカーについて、安全性についての
検討考慮が足りなかった=設計に問題がある、ということで、訴訟しても
よいかもしれないレベルの不具合。

ただし、ややこしいのは、プリクラッシュセーフティシステムと事故の
因果関係を明確に示すことができるのか、という点。
後続車が安全な車間距離を保っていれば、前車が急ブレーキを掛けても
止まれるはず、という論理も成立するところ。

ただ、今回、トヨタ(レクサスブランド含む)が例のリコール問題で
教訓を得たのか、迅速に対応(リコール)したことが印象的。
アメリカなら十分訴訟(民事訴訟を含む)できるでしょうし。

ネット上は、こういう安全装置を過信すべきでない、という意見もあり
興味深かったです。

もっと驚いたのは、今回の不具合の対応をソフト改変で対応すると
公式サイトに記載があった点。
要は、認識するエリアの範囲をソフトで制御できる設計になっている
ということ。
ミリ波のハード的な改善じゃないのが面白い。

本来なら、飛行機じゃないけど、冗長設計にして、2カ所以上の距離の
認識で本当に事故に至る可能性が高いと瞬時に判断してブレーキを
作動させる仕様にするのかなぁ。

なかなか興味深い技術です。
そのうち、「日経ものづくり」などの専門誌に今回の不具合詳細が
出ると思うので、是非確認してみようと思います。

では。

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