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2014年12月 4日 (木)

カメラの未来が暗いと思う訳

スマホのカメラ性能が向上した影響でご存じの通り、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)
の売り上げが各社激減しています。

その対応として、高級コンデジという大型センサを搭載し、F値の小さい明るいレンズを
搭載したカメラや、超望遠機能に重きを置いた製品へとシフトしています。

OLYMPUSのXZ-2というカメラを先日購入しました。
これは、もう2年前の製品ですので、動作の機敏さ、アートフィルタ系の処理速度など
現在のスペックに劣る点もありますが、その画質という点では良く出来たカメラだと
つくづく感心します。

発売当時は4万円くらいしたのでしょうか。
購入時は2万円前半でした。

XZ-2はわずか1/1.7型というセンササイズですが、画素数を1,2OO万画素に押さえ、
明るいレンズを搭載した非常にバランスの良いカメラだと思います。

ミラーレスがAPS-Cサイズやフルサイズの一眼レフデジカメ(デジイチ)のシェアを
取ると自分は思っていましたが、最近のSONY, CANONの1インチセンサのデジカメの
販売状況を見ると、もうミラーレスの存在意義って何だろうと思うようになりました。

ミラーレスも交換式レンズなので、初期投資は安くても、標準レンズではあまり
被写体に近寄れません。
かと言ってマクロレンズは高い、またF値の小さなレンズは大きく高い。
あれ、ミラーレスって小さいからいいんじゃなかったっけ?
という矛盾を感じたのです。

「どうせそんなに引き延ばさなければコンデジの方がいつでも持ち運べるし
近くにも寄れるからいいんじゃないか?」とすら思ったりもします。


もちろん、カメラマニア向けに上述の高級カメラ、高級レンズは趣味の世界で
残るでしょう。
でも、多くのユーザは軽くて、速くて(早くて)、高機能で近くに寄れて安い
デジカメ、コンデジでいいと思うようになるのではないか、と推測しています。

スマホがコンデジのシェアを奪ったのは、スマホのカメラ性能が上がっただけでは
ありません。
スマホのように、いつでも持ち運べる利便性が大切なのです。
わざわざ、カメラを別に持ち運びたくないのです。

スマホで写真に興味が湧き、ミラーレスなどを購入する人は一部でしょう。
背景のボケがスマホでは撮れない、などということ、ボケの量でミラーレス、
APS-C、フルサイズと比較するのは一部のマニアだけのことのように思えます。

もう少し技術が進めば、デジタル処理で被写体(人物など)の背景をぼかす技術が
もっと自然になるかもしれません。
そう、人の目というアナログな部分は、その人の目(審美眼)の違いを認識できるか
否かによってしか差別化されないのです。

今のスマホの液晶画面ってとにかく綺麗です。
テレビもそのうち4K、8Kなどと言われています。
もう、人の目で認識できないくらい(差がわからないくらい)技術は進歩していくのです。

そうなると、今までの常識が通用しなくなります。
昨日の非常識は今日の常識。

ほんのちょっと前まで、アナログのフィルムカメラの画質はやっぱりデジタルには
敵わないと言われていました。
確かに、プロ用途ではまだまだ高級カメラは必要でしょう。

でも、一般ユーザにはもう画素数からしてオーバースペック。
(よく色んなサイトでも書かれていますが、SONY RX100などなぜ2,000万画素も
必要なのか、もっと画素数を減らした方が1画素に取り込める光の量が増えるのに。。。)

もう2~3年したら、世界が一変している気がします。
いや、きっと全く違う世界があると確信しています。

もう既に兆候が見られます。
パナソニックのLX100はミラーレスのマイクロフォーサーズサイズの撮像素子を
遂にコンデジに実装しました。
これは、まさにミラーレスを開発したパナ自身がミラーレスの限界を感じている
そう思えて仕方ありません。
(なのにミラーレスばかり買っている自分ですが。。。)

またFZ1000は望遠レンズにミラーレスのハイエンドモデルGH4にしか搭載されて
いなかった空間認識AF機能をコンデジなのに搭載しています。
(パナのミラーレスで同機能を搭載しているのはGH4だけ!)

最初意味がわからなかったこのパナの戦略。
これは、ミラーレスに見切りを付けたのではないか、ということです。

きっと、思ったほど(開発費ほど)レンズが売れていないなど理由がありそうです。
(注:正確なデータを持っているわけでなく、あくまで推測ですが。)

先にも書きましたが、ミラーレスに大型の望遠レンズを買う費用対効果を
必要とするユーザがどれだけいるか、という世界。

スマホ同様に、カメラも寡占化が進むでしょう。
オリンパスがどれくらいマイクロフォーサーズを延命させようとするか興味深いですが
パナはもうミラーレスにそれほど開発リソースを投入していないのでは?と
疑心暗鬼になります。

CANON, NIKONはプロユースがあるので盤石でしょう。
逆にアマチュア向けは苦戦するでしょう。

アマチュア向けは本当にスマホによって市場が無くなるのではないか、
そんな心配をしてしまいます。

(ちなみに同じことをパナが考えているのかCM1というスマホに高性能カメラを
搭載したモデルを欧州で販売していますね。)

では。

関連記事:
連写速度って重要でなくなるかもしれない(カメラ)



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