« 映画「メトロポリス」観た(その1) | トップページ | サムスン日本市場撤退か?(スマホ) »

2015年2月11日 (水)

映画「メトロポリス」観た(その2)

本映画は当時、共産主義的という理由から大幅にカットされたという経緯があるようで
とにかく、復元しようという努力の跡が映画の端々に感じられます。

ストーリーを書くとネタバレになるのですが、一言で感想を述べると、
「空恐ろしい程、現代に似ている」ということ。

高層ビルが所狭しと建ち並び、高速道路と思われる道路にクルマがひしめき、
飛行機や電車が走っている姿。

Metropolis

地下に労働者が働くことで地上の電気などを供給しているその様は、
あたかも原発作業員を思い出します。

Undergroud_worker

当時は現在のような産業用ロボットによる工業化は予想できていなかった
というWikiの記述ですが、自分には、実際にこのように多くの人手で汗に
まみれて電気を作っている原発の様子とダブって見えて、実は近代化というのは
表ではわからないけど、裏では多くの虐げられた人々の力で成り立っている

という真実を的確に表現していると感じます。

それにしても、多くの人間が並んでシフト勤務する様子。
大洪水になる様子、ビルが破壊されていく様子。
マリアという女性をモデルにロボットが人々を扇動するダンスシーン。
印象的なシーンが多かったです。

Shift

Flood

Dance

Maria_dance

Eyes

特にスターウォーズにも影響を与えたと言われるその人型ロボットの美しさは
確かにこんなに古い映画なのに非常に先進的だったのだなぁと感心。
恐るべし、ドイツ。

Robot

最初にも述べましたが、切り貼りの激しいフィルムなので、ストーリーと
今一つ整合性がとれていないような箇所もあり、そこは残念ですが、
モノクロのサイレント映画であることで、不気味な世界を表現していることを
強く感じます。

現在の格差社会のその様子。
メトロポリスは80年以上前に現在の様子を予見していたということが
一番印象深かったですね。

では、また。

関連記事:
映画「メトロポリス」観た(その1)

注記:
本作品の著作権は消滅しているので写真の借用元について記述を省略しています。

« 映画「メトロポリス」観た(その1) | トップページ | サムスン日本市場撤退か?(スマホ) »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

関連サイト

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

管理者からのお知らせ

  • お手数ですが下記の「ブログ内検索」をご利用ください。 (iPod、iPad、iPhone、Mac、MacBook Air、Amazon Kindle Fire、Google Nexus7など気になるワードを入力してみてください。) また、以前のページ(http://see-ya-later.cocolog-nifty.com/blog/)にあるかもしれませんのでお手数ですが宜しくお願いします。
無料ブログはココログ