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2015年2月11日 (水)

ヘリウムガスの危険性とPL問題について

モモクロと同じスターダストプロモーション所属のアイドルグループ(3B junior)が
テレビ番組収録中にヘリウムガスの入ったおもちゃを吸い込み意識不明に。

ももクロ妹分『3B junior』がテレ朝の番組でヘリウムを吸い込む→事故から7日経った現在も意識が十分戻らず…(画像あり) (ゴシップ速報)

ヘリウムガスを吸って意識不明になったアイドル『3B junior』のメンバーが半身麻痺の重体に (ゴシップ速報)

吸ったとされるのは、ヘリウムガス80%、酸素20%が入った、声を変える市販のパーティーグッズだそうです。

「ヘリウム」「声変わり」で検索すると下記のようなサイトがヒットします。

【ヘリウムガスタイプ】■~無害な人工空気~変声カン (イベントグッズ★スマイル館)

Koegawarikun_2

対象年齢は10歳以上。
今回の例ですと倒れたのは12歳の子なので問題はない事になりますね。

試しに注意書きがあるので拡大してみました。

Note (クリックで拡大)

注意書きと言うよりは効果を高めるために「より多くガスを吸入する方法」
記載されていると言えそうです。

ではヘリウムと言う化学物質の危険性は?
となると安全シート(MSDS, SDS)がすぐに思いつくので早速検索。

ヒットしたのは以下のページ。

化学物質等安全データシート - 高千穂化学

Msds (クリックで拡大)

重要危険有害性及び影響
100%ヘリウム雰囲気内に知らずに入り、呼吸すると瞬間的に
窒息状態になり気絶、窒息死する危険性がある。

これを読むと普通、風船などに入っているヘリウムを吸うのは非常に危険だと
わかります。

なので、パーティグッズの場合、酸素との混合空気にしているわけです。

今回使われた遊具にどのような注意喚起銘板(ラベル)があったのかは不明です。
しかし、20%酸素を混入させていても子供に使用するには危険があると
認識していたのは事実でしょう。

そうなると、メーカ側は致死に至る危険が存在するにも関わらず、適切な注意喚起
を行っていなかったというPL法に基づく判断(判決)が出る可能性が高いですね。

テレビ朝日系列の会社が担当していたようで、この会社をバッシングする書き込みが
多いのですが、コレ、ヘリウムの危険性がどの程度一般的、常識なのかというと
自分も知らなかったのですから(すみません)、それほど有名では無いはず。

だとすると、簡単に扱える遊具として販売した製造者の危険喚起不足の方が
十分問題とするべきなのですが、世論はそうでないようです。
不思議です。

マックに異物が入っていたり、カップ焼きそばにゴキブリが入っていたら大騒ぎ
なのに、こういう危険な遊具を販売しているメーカは放置ですか?

(テレビ局=マスコミ起因なので各局が自粛しているのかな?)


それに最初の写真にも記載がありますが、
ヘリウムは人体に無害です、というのは誤りでは?

(何度も注意しますが、今回問題になった遊具はどこのメーカか不明ですので
 先に写真を挙げたメーカとは直接関係ない可能性があります。
 但し、安全性という点では写真の商品も不十分な警告表示だと思います。)

不思議です。

とにかく、アイドルの子の病状が回復することを祈りたいものです。
また、安易に原理を理解しないで危ないおもちゃを使わないことも大人に
求められますね。

では、また。

余談:
ヘリウムガスを吸うと声が変わる原理
ヘリウムでなぜ声が変になる?(朝日)

空気中(窒素80%、酸素20%)よりヘリウムを多く含む気体中(ヘリウム80%、酸素20%)
では音速が3倍になるために声の周波数が高くなり声が高く聞こえるそうです。



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