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2015年8月 7日 (金)

【電気柵事故】事故の原因は追及しても人を追い詰めてはいけない

先日静岡で起きた違法な電気柵による感電死事故。
今日、その柵を作った方が自殺された、という報道がありました。

電気柵設置の男性が首つり自殺か 7月には「苦しい。ごめんなさい」(産経)

最悪な結果。。。
これで今回の事故で亡くなられた方が3人になってしまいました。

こういう事故で一番大切なこと。
それは、タイトルにもありますが
事故の原因は追及しても人を追い詰めてはいけない
ということ。

人間の作る物、ミスを完全にゼロにする、バグゼロなんて不可能なのです。
誰でもミスはします。

大切なのは事故が起きた時、その原因を科学的見知で冷静に、人を裁かずに
究明するという姿勢。

「ああいう回路にしたのはなぜか?」
「どういう意図でこのような構造にしたのか?」

それを専門家の方が冷静に事故の原因を調査すべきです。

今回の事故でマスコミの報道は冷静だったでしょうか?
ネット上のコメントは冷静だったでしょうか?

素人の人は問い詰めることはできても、技術的なディスカッションができません。
技術の問題は、技術で問題点を明確にするしかありません。

以上が技術的な観点です。

ここからは、「自殺」ということに対するメンタルケアについてです。
この自殺された方は以前の報道で既に「死んでお詫びしたい」とこぼしています。
これは、自殺をほのめかしている、ということです。

なぜ、周りの人は彼のメンタルケアをしてあげられなかったのか?
どう考えても「うつ状態」になっているのは明白です。
そういう心的状態の場合、例えば捜査でも一時的に配慮するなど必要だと思います。
捜査の進め方など、問題が無かったか、もう一度確認して再発防止してもらいたいです。

最後に、もう一度今回の事故について。

電気柵(電気さく)は補助金などがもらえるようです。
ただし、実際にどのように電気柵が設置されているか、行政も把握していない
という問題も明らかになりました。

今回の自殺死を無駄にしないように、正規の電気柵のみ正しく設置されていることを
販売記録や領収書、保証書などの証明書類と同時に行政に申請した時だけ
補助金を供与するという仕組みなどが必要ではないでしょうか?

鹿の害について問題があるなら、その問題に対する別のアプローチも検討必要でしょう。
確かに高齢化により、猟友会のような人手不足という問題もあるようですが
必要に応じて何らかの手を考える必要もあると思います。

もっともっと突き詰めて考えると、鹿がなぜ人里に降りてくるのか?
それは、森に食べ物が無いからでしょう。
森に食べ物が無い原因は何でしょう?
動物生態系の問題、環境問題、異常気象・・・
鹿だって生きるために必死で人里に降りてきて食物を食べるのですから。

話が飛躍しますが、リニア新幹線など森を破壊することもこういうリスクを増やす
可能性がないのでしょうか?

長くなりましたが物事の本質、問題の根本原因を突き詰めて考えるようにならないと、
いけないと自戒の念を持って考えさせられました。

では。

関連記事:
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