4K対応の新製品が出たのだが...(LUMIX DMC-TZ85/TX1)
先日海外で発表になったパナソニックのズームコンデジTZ100, TZ80の国内発表が
ありました。
なぜか、型式が全く違うのですが。。。
パナソニック、4K対応の30倍ズーム機「LUMIX TZ85」 (デジカメWatch)
パナソニック、1型センサー+10倍ズームの「LUMIX TX1」 (デジカメWatch)
現在のLUMIX DMC-TZ70の後継機となるのはDMC-TZ85の方かな?
TZ70からの変更点としては4K撮影対応でパナソニック自慢の4Kフォトが対応。
EVFの仕様は同じようですが液晶パネルはタッチパネル対応になっています。
撮像素子は1/2.3型で変更無し。
画素数はTZ60 1,800万画素→TZ70 1,200万画素に減らして1画素当たりの
受光量を増やしたということだったのにTZ85では再び1,800万画素へ逆戻り。
TX1は全く新しいカテゴリでしょうか。
現在流行の1型センサを搭載したのが一番のポイントでしょう。
ただ、これらのスペック向上と同時に懸念点も。
まずは重さ。
以下は公式サイト(http://panasonic.jp/dc/line_up/)からの抜粋。[クリックで拡大]
[クリックで拡大]
元々、30倍ズームで243gあったTZ70に対しTZ85は282gへ、TX1は312gに増量。
大きさも比較してみました。
TZ70 110.7×64.6×34.4mm
TZ85 112×64×38mm
TX1 110.5×64.5×44.3mm
SONY CyberShot DSC-HX90Vなどはコンパクトな30倍ズームでそれに比べると
パナソニックは元々大柄だったのに、益々大きく重くなった感じがします。
それに気になるのは4K動画、4Kフォトによる発熱量増加と撮影枚数の減少は
大丈夫なのだろうか、という点。
TX1はせっかく1型のセンサなのに他社(SONY、Canon)と比べるとレンズが
明るくないのも気になります。(F2.8-5.9)
どうも真っ向勝負しないで、望遠&4Kにて他社との差別化を図る戦略のパナソニック。
果たして市場は好感を持ってくれるのでしょうか?
個人的にはTZ60, TZ70をまだまだ使い切れていないので、食指は動かないのですが
できれば4K無くていいからもう少しレンズが明るかったり、小型化してくれた方が
いいんじゃないかなぁと。
では。
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