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2016年1月 2日 (土)

今年の予想(モバイル)

今年、一番気になること。
それは、MVO(ドコモ、au、ソフトバンク)が過剰なキャッシュバック施策を止めることに
よって「スマホ不況」が来ること。

各所でも同じようなことが予想されていると思いますが、かなり深刻に冷や水を
浴びせかけるのではないかと心配しています。

元々、スマホの需要のピークは既に過ぎており、欲しい人には一通り行き渡っています。
それは、ここ2年位のスマホの売れ行きを見ればわかること。

それでも、iPhoneのように2年で契約更新となり、丁度いいタイミングで新製品が
出ているのでiPhoneをMNPして乗り換えるというのが多いパターンではないかと。
(推測)

ハイエンド機の性能もある意味頭打ち。
なので特にハイエンド機は今回のキャッシュバック減という影響をモロ受けるでしょう。

当然のことながら、コモディティ化した物は価格の安いものがコストパフォーマンスに
優れてきて、上位機種との差がわかりにくくなります。

最近、自分の体験した例では、Windows10タブレット(税抜17,800円)でWUXGA
ストレージ64GBという製品、2万円しない複合機プリンタというものがそうです。

となると、次に流行るのは格安スマホ。
本当に安いけれども液晶スペックも高く、APUもそれなり、ストレージも大きいもの
それでいてSIMフリーの製品が当然のように販売されて浸透するのではないかと。

Androidを今まで使ってきた人、ある程度、スマホ・リテラシーがある人が買い換えを
する時にこういった物に乗り換える可能性は十分あると思います。

格安SIMはこれからも増えるでしょう。
時代の流れであり、MVOが通信料金をMVNO並に下げることが無い以上、
格安SIMはある程度まで広がると思っています。

でも、スマホ同様、そろそろ頭打ちになるかもしれない、とも考えています。
格安SIMのネガティブな面、例えば端末が壊れた時の代替機が無い、
など大手キャリア(MVO)の時のようなサービス面で劣ること、通話し放題
プランの無さなどからビジネス用途で使いたい人で1台しか持たない人には
却って不便を感じてMVOに戻るのではないかと。

それと、スマホ・リテラシーの非常に低い人も一定数存在しているという事実。
以前、機種変更時にゲームの設定等の引継ぎができなくてクレームしていた
という事例をネット上で見ましたが、今の若い人の中にはそういうスマホの
システムの中が「ブラックボックス」になっていて、何も気にしないで使えて
しまっている、という恐れがあります。

便利過ぎるが故に、何でも自動でできてしまうような錯覚です。
そういう層にとって格安SIMは全く使いにくい物のままでしょう。
そこが、格安SIMが今後、まだまだ伸びていくのか、伸びが止まるのかの
差になるのではないかなぁと。

次に新しいデバイスですが、これは全く何も期待するものがないですね。
昨年ならApple Watchが!というところでしょうけど、今年のモデルチェンジでも
現在のバッテリの問題、小さなディスプレイが故の操作性の問題、出来ることの
少なさという問題は解決しないと予想されます。

タブレットも同様。
iPad Proは初動はそれなりに盛り上がったけれど、現在は在庫がどこでもあるようですし
売れ筋も最初128GBだったのが32GBに。
これは、もう、単純に安い方でいい、というユーザの気持ち、購買動向そのものでしょう。
なので、大幅に価格が下がらない限り、大型タブレットは盛り上がらないと思っています。
(私は、それでも欲しいですが。。。)

タブレットの購買調査結果は特に興味深くて、スマホ以上に新機種への買い換えを
検討している人が少ない
という点が深刻な問題です。
つまり、最初に買ったタブレットで不満が無く、買い換え動機が起きないという点。

なので、タブレットは既に需要がスマホ以上に頭打ち。

次にPCですが、もう本当に深刻な位に売れていません。
OSが変わることも市場へのカンフル剤にはならず、ハードの性能アップも同様。

もうPCに未来が無いと思わせたのが、東芝のPC部門の本体からの分離、富士通も
同様な行動に出るということ。

NECはとっくにレノボグループに、SONYはVAIOを別会社にしてしまっていますから
大手日本PCメーカはもう無いことになります。
これも時代の流れでしょう。

かと言ってタブレットでPCの代わりはできないので(ビジネスユース)、暫くは
PCもそれなりに需要があるでしょう。

問題は、タブレットだけで完結するような時代が来るか、ということ。

今ではパソコンがあり、E-mailがあり、というのがビジネスでは当たり前ですが
昔は紙とfax、電話という時代だったわけです。

メールという文化、オフィスソフト中心の文化がいつ何時、終わるかもしれません。

会社に出社して仕事をする、というスタイル自体がもう古いのかもしれませんし。
今年というわけではないけれども、新しいテクノロジー、アイディアでWEBネイティブな
世界がやってくるかもしれません。

そうなれば、オフィスソフトも不要。
タブレットでWEBにアクセスできる環境さえあれば後はどうとでもなるという世界。

最後に1つだけ明るい(と思われる)こと。
それはSSD価格が近い将来HDD単価を下回るということ。

これは、伸び率を比較した結果から明白。
SSDの元になるNAND FLASHメモリは微細化の限界が来たと思われましたが
3D(3次元)にスタック(積層)する構造でそのボトルネックを解消して、再び
大容量化を加速しています。

サムスン(三星)、SK-Hynix、東芝/サンディスクグループ、それにMicron/Intel
グループがこれから大容量メモリを作っていくでしょう。
それこそ、スマホ、タブレットに標準に乗るメモリ(eMMC)も大容量化するでしょうし、
データセンタ向けSSDも高速・大容量化が進み、コストが下がるでしょう。

WD(ウエスタン・デジタル)というHDDの老舗がSanDiskを買収したのもそういう
時代だということを明示しています。

HDDが無ければ機構部分が無くなるので設計自由度は大幅に広がります。
PCも今までの常識とは違った物になる可能性があります。

VAIOあたりがそういうチャレンジングな製品を出してくれると嬉しいんですけどねぇ。

では、また。



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