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2023年8月

2023年8月27日 (日)

英語試験の現状を少し憂いて...

今日は久々に毛色の違う話を。

最近、英検の検定料が高くなったと以前書いたことがあると思います。

たしか高くなっている背景は人件費高騰もあるでしょうが各大学入試試験で英検を入試要件の一部にしている時代の流れもあるのかなと思います。

話せる英語というものを大学入試共通テストで行うには人数が多すぎてとても現実的ではない。

なので民間資格の英検などの合格結果を代用して英語力を上げていきたい、という国の方針(思惑)なのかもしれません。

英検よりも社会人に人気の高い試験で有名なTOEIC。

こちらは受験料自体はそれほど変わりませんが試験内容が最近難化しているとYouTube上にありました。

TOEICについても以前本ブログでも書きましたがLR試験(listening, reading)でスピーキング力を測るのはどう考えても無理な話。

スピーキングやライティングという四択でない試験は勘や丸暗記で対応できる可能性が低いので試験が難しい。(受ける方も実施し判定する方両方とも)

LR試験も対策本が多数出てきて引っ掛けの裏の裏読み、先読みの裏、みたいなイタチごっこが続いているのかなと。

なので不思議な事に過去満点(990点)取っている英語のできる人たちすら最近満点取るのが難しくなってきていると言ってます。

と言うことは、一般の英語力の中級程度の人にとっては、勉強してもしても、どんどんハードル(=試験)が高くなって点数が取れなくなるという懸念が生じます。

英検に戻りますが、来年度(2024年度)より一部の級で試験内容が変わり、例えば1級ではライティングがフリーエッセイ(トピックに対し理由を3つ上げて論理展開するというエッセイ)から新たに追加で要約問題が出題されます。

これは英語の丸暗記対策から書かれた文章を理解し、そこにある情報を正しく要約する本当の書く力が試される試験になります。

どうやら海外の試験ではこういう要約問題というのが普通にあるようなので、国際基準に近づけたという意味では評価されると思います。

ただ、英検も大昔(まだ準1級や準2級が無かった頃)より恐らく難化しているはずです。

なぜなら、難しすぎて準1級や準2級という級を設定して合格できない層を試験させてお客さんとして取り込みたいという願いがあるからです。

どうやら英語の難化は大学入試などへも影響しているようです。

これは今、小学校から英語学習を開始し、本来なら高校でやるべき文法事項を中3までにやってしまっており大学入試もそれ相応に難しくなっている、例えば長文の読むワード数が増えたり、しているようです。

国際的な英語力比較では日本は相変わらず低いランクです。

これは努力云々の問題より、母国語(日本語)と英語との距離の差、物理的かつ言語学的な距離ですが、それが大きいのが要因です。

語順一つ取っても日本語と韓国語は語順が同じなので習得が容易ですが、日本語と英語では語順が全く違う、定冠詞不定冠詞の概念の有無、時制に関する考え方の相違、主語に対する動詞の変化(人称変化)など多数の相違点があるから当然なのですが、文科省は果たしてそれらの問題を早期学習、つまり小学英語導入で解消できると本気で思っているのか?

こういう日本語を使う我々日本人は英語学習で不利な状況なのに、試験ばかりがどんどん難しくなるという現実。

何で今日こんな記事を書いているかと言うと昔よくお世話になっていた英語関係のブログを久々に読み返して、ああ、本当の語学学習って試験対策することではないんだ、と思い出したのです。

英語は道具。

確かに大学入試は難しい文法知識や構文知識を理解しているか、つまり、勉強量を測るための試験ですのである程度別モノと考えていいかと。

(つまり、他の数学、国語などの試験と同じ、あくまで学生の選抜のための振り分けるための試験)

英検もTOEICも試験の点数が目的では本来あるべきでなくて、必要な各種文法、語彙の知識を運用してコミュニケーション取ったり、本など読んだりして理解することができる事が本来の目的ではないか、という事なのにそれが軽視されていってないかなという懸念です。

TOEICはYouTube上の先生も明らかに英語力と情報処理能力を測る試験、と言ってます。

つまり英語できても短時間(2時間)に多数の英文を紛らわしい選択肢に惑わされないで正答に到達できないと点数が取れない試験なのです。

英検はそういう問題が少ないですが、長文の内容はアメリカの歴史だったり遺伝子関係のサイエンス知識だったりかなり難解な文章を読ませようとしています。構文は確かに大学入試よりは癖の無い構文取ってますがいかんせん、内容が難しい。単純に長文の論理展開を正しく理解できるという本当の語学能力を見ているという点で難しいです。

もっと簡単な例で説明すると、英検1級の長文問題の和訳回答読んでも日本語で意味を理解することができるか、というと結構難しいなぁと思ったのが現状です。普段そんな自分に興味無い分野の記事読まないので概念がイマイチ理解できなかったり、前後で論理が合って無くてもそういう文章が書かれてある箇所などは混乱しています。

時代が求める英語力がどんどん高くなっている現在、英語の苦手な人はますます肩身の狭い思いをしなければいけないのかなと。

私事ですが、最近自分の会社の昇格基準が変わりました。

以前はTOEIC 470点で良かった管理職昇格要件がTOEIC 700点以上かつVERSANT 50点以上というふうに大幅に難化しました。

確かに、英語は必要不可欠なツールです。海外とのWEB会議なんかも日常茶飯事ですし。

でもあまりにも急に要件が厳しくなったなぁというのと、これまで英語苦手としてきてジャパニーズイングリッシュでカタコトでもコニュニケーション取れてきた人達には辛い条件だなと。

TOEIC 700点は自分の場合、英検2級の後の試験でまだ準1級不合格だった頃でも740点取れました(初受験)。

今は恐らく当時の英語力だともっと低い点になるのではないか、最近のTOEICの難化からそう思います。

だとすれば、尚の事、これからこういう試験を忙しい業務をやりながら英語勉強対策にも時間を費やさないといけないという他の社員は不利だなぁと。

まあ私の勤務先は特殊としても、一般の企業で海外とのやり取り不要の完全なドメスティック(国内向け)企業だったら英語なんて中学の基本レベルで十分だと思いますが。。。

TOEICも英検も民間資格であり、あくまで「商売」なのです。これらの資格を偏重しすぎる最近の風潮にちょっと憂いを感じています。

では。

2023年8月22日 (火)

これで大丈夫?(新型ホンダN-BOX)

先日発表のあった新型ホンダN-BOX。

初代から先代の2代目、そして今回のフルモデルチェンジで3代目になります。

Nbox

過去は大ヒットで年間売上ランキングでトップを占めるという大人気モデル。

今回販売前の公開動画がありましたので見てみました。

 

価格が幾らになるのか不明ですが気になった点を幾つか。

①カスタムモデルのシフトノブが本皮からウレタンに変更

②室内灯がLEDから豆球に変更

③ハードプラの多用

④運転席後部の物入れ削減

⑤運転席アナログメーターから大型ディスプレイ変更に伴い物入れが削減

⑥ステアリングが3本スポークから2本タイプに変更

ノーマルモデルはフィットのようにちょっとファニーな優しい感じのデザインに一新された印象です。

個人的にはオシャレなデザインにしたと思いますが、果たして万人受けするのか、興味津々です。

先に述べた点は主に気づいたコストダウンになりますがこれでも車両本体価格が部品等の高騰に伴い値上がりされる懸念がありますね。

他社メーカーではダイハツ・タント、スズキ・スペーシア、日産・ルークスなど各社相当気合を入れてN-BOXに対抗しようとして商品力を高めています。

例えば、タントではスライドドアロックにタイマー機能を付けたり、ルークスでは足を入れるとスライドドアが開くという機能をあるグレードに標準装備したりしています。

こういうハード機能がオプション設定されるのか、上位グレードには標準装備されてくるのか?気になります。

それにしても、ホンダはW-WGNでもマイチェンで大幅なコストカットをしたりしてユーザを落胆させていますが今回のモデルチェンジもまさかそういう事は無いでしょうね、と懸念していた矢先の細かいコストカットが残念。

N-BOXが売れたのは広いというのもあるけど、元々普通車に乗っていた人がダウンサイジングで軽に乗り換えても違和感無い内装質感の高さが売りだったと思います。なのでこの細かいコストカットが果たしてユーザにどう捉えられるのかな・・・?

ホンダは過去にフルモデルチェンジでシェアを無くした経験が多いです。

古くはオデッセイ、ストリーム、フィット・・・

大ヒットゆえにキープコンセプトになりがち、つまり守りに入ったり、元の良さを他社のマネして改悪していったりするのがとても心配。

オデッセイやストリームは元々市場を作るという偉大な貢献をしたのに、結局ネガティブな部分を改良した他社に真似され、かつ、価格も低くダンピングではないかと思うような攻勢に会い、市場を失っていったのをみていて本当に悔しい思いです。

ホンダ自体、N-BOXは高コスト過ぎて原価率は悪く、かつ、フィットなど小型車の売上にも影響したりと難しい舵取りなのでビジネス的には難しいマーケットですが本当に今回のモデルチェンジでこの後数年今まで同様な人気を保てるのだろうか・・・? と不安になりました。

正式発表後の市場反応が気になります。

個人的にはデジタルメーター(速度計)は好きじゃないのでアナログメーターの2代目までのモデルがいいかなぁ。。。

では。

 

 

2023年8月16日 (水)

Result: Test Your Vocabulary

久々に語彙数のチェックを行いました。

Resultaug162023

見覚えのある単語で意味が浮かばないものも数件あったのが悔しいです。

日常生活レベルが25000-30000語らしいですしまだまだ見たこと無い単語もあって語彙学習の先は遠いと再認識。

Test your English vocabulary

関連記事:
語彙力をチェックしてみると・・・(Test Your Vocab)

2023年8月 9日 (水)

【レビュー】出る順で最短合格!英検1級単熟語EX 第2版(英語、英検、資格)

出る順で最短合格!英検1級単熟語EXの第2版が出たので購入してみました。

Cover

英検1級用にこれまで以下の単語帳を買っています。

・出る順パス単第4版(旺文社)
・出る順パス単第5版(同上)
・出る順で最短合格!英検1級単熟語EX初版(ジャパンタイムス)
・出る順で最短合格!英検1級単熟語
・キクタン英検1級
 etc

まともにやったのは出る順パス単第4版(旺文社)
今改訂版の第5版が最新ですが、今までは語彙問題に出る単語を網羅していたのを長文を含めた全体で網羅されている単語に変更したために語彙レベルがかなり易しくなったと言われています。

でも一応新しい単語の漏れをカバーするために第5版も一応チェックしました。意外に第4版に未掲載の単語が多かった気がします。

ジャパンタイムスの出る順で最短合格シリーズは旺文社のパス単よりも今までは情報量が少なかったです。つまり、語彙の意味、派生語、反対語、語源など記憶の助けになる情報が少なく、また紙質がイマイチでペンで書き込む感触も良くない印象でした。

今回購入した第2版はそれらの問題を解消し、一気に語彙の情報が増えて旺文社のパス単と同等かそれ以上に使いやすくなった気がします。

カバレッジは第4版で覚えた単語がかなり最初の方は多くて、「買う必要無かったかな?」と思ったのですが、途中からはパス単に無く、今までの出る順最短合格にあった単語が出てきたので買って良かったかなと思いました。

専門用語(かなり難しい語彙も網羅)は最後に例文無しでカバーしています。

専門分野の単語ですが、司法関係などはパス単第4版の普通の見出し語にもある単語なので一応目を透しておく必要はありそうです。

今、旺文社のパス単は第4版が購入できない点を考慮すると、パス単第5版よりもこちらジャパンタイムスの出る順で最短合格シリーズの方が良い選択かと思いました。

ちなみに英検の過去問見ると、語彙問題はこれらの単語帳を全て暗記してもまだカバーされていない単語が出ます。

大体それらは正解の選択肢でなくて引っ掛けなのですが、そういった単語まで網羅しようとすると、スマホアプリの「出た単」しか無いのが現状です。

Photo_20230809065901

出た単は英語資格試験高得点者には好評で実際私も使ったことがありますが、まだ使い方を熟知していないので効率的にやれていないです。

紙の単語帳に色々書き足すのが好きなので。

最後に音声情報ですが、過去の出る順パス単には和訳も音声収録されていましたが今回からは無くなりました。

つまり、英語見出し語、英語例文だけです。

これは1級というレベルの受験者を考えると妥当というレビューもありますが、音声から覚える人(過去の自分がそうでした)には不便な気がします。

そこだけが唯一欠点かもしれません。

では。

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